A棟整備概要Building A平成30年度完成
再開発整備概要
整備年次計画
スケジュール
施設概要
病院全体、医療と患者さん、地域と医療を結ぶ「KIBIRU TOWER」
「きびる」とは山口の方言で結びの意味を示します。 今回の再整備における新棟は、主要機能を集約することで病院全体を「結び、つなぐ」役割を担います。 また、新棟と継続して既設棟の全面的な改修を実施し、全体の機能更新を図ることで、2巡目を迎えた国立大学附属病院再整備の「トップランナー」を目指します。
地域に開かれた病院の新しい顔となる「ゲートゾーン」
- 新棟と第一病棟の間に、分かりやすい病棟へのメインルートとなる「ホスピタルガレリア」を提案します。
- ロータリー周辺は病院全体のゲートエリアとして各建物の入口が面し、外来、入退院患者、見舞客にわかりやすい計画とします。
- ホスピタルガレリア端部に新棟と第一病棟をつなぐ新たなエントランスを設けて来院客を迎えます。
- 西側にサービス動線を集約し、外来動線と明確に分離します。
- 広場やホスピタルガレリア、オーディトリアムは大規模災害時のトリアージスペース等に活用します。
災害・緊急時機能を直結する「ダイレクトパス」
- 非常用エレベーター、緊急用エレベーターにより先進救急医療センター、手術部、集中治療部、総合周産期母子医療センター、屋上ヘリポートの連携を強化します。
- 既設ヘリポートと連携・補完しながら災害医療チーム(DMAT)の活動拠点機能を強化するとともに、消防活動、患者搬送、救援物資等の受け入れ態勢を強化します。
- 非常用発電機回路を備えたエレベーターは最上階まで延長、手術部と直結させ迅速な受け入れを実現します。
今後の高度急成長期医療に対応する「見守りハイケア病棟」
- メディカルサービスコアにより、患者ゾーンとサービス・スタッフゾーンを明確に分離します。
- スタッフステーションは見通しの良いオープンスペースとし、観察性の向上、動線の短縮を図ります。
- 「見守りステーション」を設置し、重症個室への観察性を高めます。
既存第一病棟との連携や搬送機能を強化する「メディカルサービスコア」
- スタッフ諸室・水廻り諸室を集約します。
- スタッフエレベーターとスタッフステーションを直結させます。
- 搬送の効率化、医療機器の搬送に配慮し、従来の一般医療用よりもひとまわり大きなかごのエレベータを導入します。
- 渡り廊下により新棟のメディカルサービスコアと第一病棟を直結し、スムーズなスタッフ動線、物流ルートを確保します。
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