仕事で大切にしていること
私が大切にしているのは、笑顔とやさしさです。
眼科には目が見えにくい方が多く来院されますが、視力が低い方だけでなく、視力が良くても視野が狭い方など、症状は様々に異なるため、検査をする際には患者さんの症状に寄り添い、不安な気持ちを少しでも和らげられるよう丁寧に声掛けしています。
いろいろな目の検査を担当させていただく中で、私の声質もあるかも知れませんが、患者さんから「声に癒されたよ」と声を掛けていただくことも多く、他にも「説明が分かりやすかった」「接し方が優しくて安心できた」など、嬉しい言葉をいただけると「次もまた頑張ろう」と思えます。
山大病院で働く思い
山口県内の視能訓練士の人数は他県に比べて少ない方ですが、山大病院には7名が所属しています。視力検査からはじまり、眼底検査、角膜の写真撮影など、さまざまな検査を実施し多い日は外来だけで170名を受け付けます。目の造影検査や重度の白内障の方の手術前検査など、山大病院だからできる検査もあり、日々多くの症例に触れ、最新機器を扱えるなど、視能訓練士として自己研鑽を重ねることができています。
目という体内でも小さな臓器ですが医師の診断や治療に必要なデータを的確に調べることで、乳幼児から高齢者まで多くの人の大切な目の健康を守るお手伝いができたらと思っています。
変わる山大病院について
病院の再開発整備事業により、病院がどんどん変化していると感じています。
私が直接的に他のスタッフさんの生の声を聞くことは少ないのですが、ホームページでいろいろな方の声を拝見し、患者さんはもちろん、医師やコメディカルスタッフまで新しい環境に満足し、活躍できていることが分かりました。
これから眼科も新しくなると思いますが、受付前の検査室と診察室を行き来する廊下の幅を広くするなど、目の疾患を抱える患者さんにとって、これまで以上に優しい環境づくりができたらと期待しています。
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