看護師
川村 梨花
看護で大切にしていること
私が大切にしているのは、患者さんや患者さんのご家族の希望に沿った看護ができるよう努めることです。
現在は、再開発整備事業の一環としてB棟の改修が行なわれているため第一外科、第二外科、形成外科、整形外科、耳鼻咽喉科が一緒になった病棟に勤務しています。以前は第一外科に所属しており、心臓や血管、呼吸器、消化器に関する疾患を持つ患者さんを担当していましたが、現在は同じ外科でも担当領域が広がり、覚えることも増えてきました。
学ぶことも多いですが、患者さんとご家族が密に関わることが難しいコロナ禍なので、ご家族より近い存在になれたらと何でも話しやすく相談しやすい存在になれるよう心掛けています。
山大病院で働く思い
幼い頃から山大病院で生き生きと働く母の姿を見て、私も看護師になり山大病院で働きたいと入職しました。
現在も外来で働く母は私の憧れです。私がめざすのは、母のように患者さんとの何気ない会話から不安や要望を汲み取り、医師をはじめ他職種と連携し、退院に向けての支援を行うことです。患者さんに「あなただから話せたよ」と言っていただけると嬉しく感じます。手術のために不安を抱えながら入院される患者さんに対し、私たちが支えることで「手術を受けられてよかった」と喜んでいただけるのも嬉しいですね。
患者さんが元気に退院される姿や外来で元気になった姿を見るのが私たちの喜びです。
変わる山大病院について
近年は、入退院に特化した部門が増え、地域との連携をさらに深められていると感じています。
改修後は病棟の療養環境が今まで以上に良くなることで、患者さんにとっても安心感が高まるのではないでしょうか。高度な医療提供をめざし、私たちも新しい知識を学びつつ、患者さんとの関わりをさらに大切にしていきたいですね。再開発整備事業で快適性を増す療養環境でゆっくり落ち着いた入院生活を過ごしていただくためにも、ご家族の代わりになれるよう看護部の理念であるあたたかい看護を提供したいと考えています。
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