管理栄養士
藤田 睦美
藤井 愛子
佃 星怜那
仕事で大切にすること
献立作成、栄養管理、栄養指導など、あらゆる場面で、私たちは治療に貢献するだけでなく、「美味しい!」「食事が楽しみ」といっていただける仕事をめざしています。
また、患者さんの考え方や時代の流れにあわせて、新しいものを取り入れることも大切にしています。「バランス良く、疾患に対応した食事」という基本に+αとして、治療の影響で食欲がない方でも食べられるものを考えたり、小児科に入院されるお子さんに、子供向きの食事を考えたり、必要であれば個別対応して、日々工夫しています。
山大病院で働く思い
私たちが、入職して最初に驚いたのは、本当にさまざまな疾患の患者さんが来られること。10年、15年経っても「この疾患の患者さんを担当させていただくのは初めて」ということがあります。毎日が勉強・勉強ですが、やりがいがあります。定期的に、NST活動や摂食嚥下などのチーム活動、多職種で関わるカンファレンス等で学びを深める機会もあります。
毎年、県内外からたくさん実習生も来られていますが、なんでも聞ける優しい先輩、自分のためにアドバイスしてくれていると感じられる指導をしてくださる先輩ばかりですので、ぜひ多くを吸収して、将来に役立てていただきたいですね。
変わる山大病院について
新病棟で、最初に完成したのが厨房でした。私たちも計画から関わり、患者さんによりよい食事を提供できるよう新しい調理機器も導入したので、とても楽しみでした。ただ、他のフロアで工事が続く中での引っ越しは大変でした(笑)。旧厨房で夕食を作り、翌朝は新厨房で朝食を作るために、夜通しで作業しました。見事に一晩で引っ越しでき、調理師と協力して患者さんに朝食を提供できたことは、チームワークをさらに強くしたと思います。
今後は、地域での公開講座なども企画して、さらに力を尽くしてまいります。
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