山口大学医学部附属病院|再開発整備事業

看護師 沖村 美香

看護師

沖村 美香

DATA

山口大学医学部附属病院
山口県宇部市南小串1丁目1−1
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~kangobu/

仕事で大切にすること

外来の点滴室で、がんの化学療法を担当しています。お薬の種類が増えて副作用の出方もまちまち、教科書通りにはいかないことも多いなかで、大切にしていることは、3つです。
「病気だけにスポットを当てない」「押しつけやひとりよがりの看護をしない」「患者さんやご家族と『何がベストなのか』を一緒にお話しながら進める」。たとえば、子育て中の方であれば、参観日やイベントには参加できるように治療を調整したり、お仕事をされている方であれば、続けられるようにサポートしたり。病気や治療があっても、その人らしく生きることを支えられる看護を心がけています。

看護師 沖村 美香

山大病院で働く思い

看護師になって18年。山大病院は、患者さんのために自分がしたいと思う看護を任せてもらえる、成長させてもらえる場所だと思います。よりよいアプローチや気付きの可能性を考えて、患者さんを同じ看護師が担当するのでなく、ときにはあえて担当を変えることも、学びにつながっています。
5年前には、「チャレンジしてみたら」という周囲の勧めと応援のおかげで、がん化学療法看護認定看護師になる夢も叶えました。山口県全体のがん治療に貢献するべく、日々の看護に活かすことはもちろん、後輩の指導や地域の方々への情報発信、医療機関との連携にも力を入れています。

看護師 沖村 美香

変わる山大病院について

このたびの再整備事業によって、より多くの患者さんをお迎えすることができるようになりました。また、これまで以上に、患者さん一人ひとりに向き合える環境となりました。医療自体も日々進歩しており、AIの活用も期待されるなかで、最新医療を取り入れつつ、山大病院らしい『あたたかさ』『ヒューマン』の部分も大切にしていきたいですね。看護も年々、求められることが増えていますが、それだけ可能性があるんだと受け止め、みんなで目の前の患者さんと向き合っていきたいと思います。

看護師 沖村 美香
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