仕事で大切にすること
私たちが大切にしているのは、“その場所を利用される方の目線”になることです。山口大学医学部附属病院様の清掃を手掛けるにあたり、患者さんやご家族の方の快適性を求めるのはもちろん、治療にあたる医師や看護師、病院スタッフの皆さんが働きやすい環境づくりに貢献したいと考えています。
私自身は、ワックス班として各場所を周期的にまわり、専用の機械で美しい床の維持に努めています。機械だと難しい部分は手作業で行なうなど、隅々までキレイにすることが私たちのこだわり。ピカピカに磨かれた床を見ると気持ちいいですね。安全を第一に初心を忘れず日々の業務と向き合っています。
地域で働く思い
山口県出身の私は、大手総合化学メーカーの船乗りとして長く勤めていました。宇部港から出航し、米国やカナダ、タイなど、さまざまな場所に向かう中で海上暮らしを長く経験しましたが、やはり、陸上の方がゆっくり安心して寝ることができますね（笑）。
病院の窓から慣れ親しんだ宇部市の町並みや穏やかな瀬戸内海を眺めると、あらためていい景色だと感じます。この地域は住みよい町。親切な人が多いですし、魚も美味しいですよね。大都会に比べて通勤時間が短いなど、暮らしにゆとりが持てるのも特長だと思います。未来を支える若い方たちにもぜひ地域に根ざして活躍して欲しいと願っています。
あなたが抱く山大病院のイメージ
病院を初めて訪れたのは、約15年前。健康診断の再検査で不安でしたが、最新設備が整う大きな病院で検査できたことで大きな安心感に変わりました。職場として出勤する現在は、患者さんや職員の皆さんから「ご苦労様です」と声を掛けていただけることが嬉しいですね。
地域に住む私たちにとって、山大病院は高度な先端医療を提供する県内唯一の特定機能病院であり、無くてはならない存在です。頼りにしている部分は大きいですね。だからこそ、私たち自身もできる仕事を一生懸命にしていきたいと考えています。
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