コンセプトCONCEPT
医療リーダーの
役割として
山口大学医学部付属病院は、国立大学附属病院としては「トップランナー」となる2回目の再開発整備事業に着手しています。
再開発整備事業では「教育・研修」「研究開発・先進医療」「地域医療推進」「病院基盤強化」を基本戦略に掲げて、新病棟の建設を完了し、今後は既存施設の改修を進めてまいります。
教育・研究戦略
医新マインドを備えた人材を育成し
求められる医療に応えます。
- 発見し、育み、かたちにする「医新マインド*1」を有する国際基準の優れた技術と温かいホスピタリティを備えた人材を育成します。
- 分析力・課題解決力を涵養する技能教育設備や研修環境を整備し、魅力ある指導者を育成します。
研究開発・先進医療戦略
先進医療の導入を推進し
治療の可能性を高めていきます。
- アカデミズムあふれる研究環境を整備して、トランスレーショナルリサーチを推進するための研究マインドを醸成します。
- 海外の臨床研究機関とのネットワークを強化するために、国際的な人事交流を活発化します。
- 信頼性確保に配慮した質の高い臨床研究を実施する研究支援体制を強化し、世界基準の新たな診断法や治療方法の開発を推進します。
- 先端医療機器の導入や優れた研究成果を積極的に取り入れた先進医療を提供します。
地域医療推進戦略
山口県の医療を支える
チーム山口のリーダーを担います。
- 山口県内における医療機関等との密接な連携を推進し、役割分担された「チーム山口*2」の司令塔を担います。
- 患者やその家族に最適な医療を提供するため、各医療機関の診療内容や電子カルテ等を共有するネットワークを構築します。
- 山口県における最後の砦として、救急医療、周産期医療、周術期医療及びがん医療等の更なる機能強化を図ります。
病院基礎基盤戦略
安心・安全な病院の実現。
- 安定的経営基盤を維持し、常に質の高い医療を提供するために、効率的かつ革新的な人的・物的資源の投入を計画的におこないます。
- 院内に入退院センターを設置し、円滑な患者の受入・転院をマネジメントします。
- 大規模災害発生時においても、充分な医療提供体制を保持する安心・安全な病院を構築します。
患者・職員の満足度を向上します。
- からだに優しい治療を積極的におこない、患者QOL(生活の質)の向上を支援します。
- プライバシーを確保した病室や外来診察室等、患者やその家族が快適に過ごせる環境を整備します。
- 外来部門の機能的な配置や情報通信技術(ICT)の活用により、院内滞在時間の短縮化を図る等、患者やその家族の利便性を高めます。
- 「誰もが働いてみたい病院」を目指して、職員の業務効率性を重視し、快適かつ発展性のある職場環境を整備します。
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