山口大学医学部附属病院|再開発整備事業

副診療放射線技師長 甲谷理温

副診療放射線技師長

湯淺 勇紀

DATA

山口大学医学部附属病院
山口県宇部市南小串1丁目1−1
http://www.hosp.yamaguchi-u.ac.jp/section/78.html

仕事で大切にすること

CTやX線より強い放射線を投与する放射線治療で重要なのは、正しい位置に正しく投与することです。山大病院では、患者さまに安心して放射線治療を受けていただけるよう後進育成に力を注いでいます。また、山口県内に放射線技師の学校はありません。県外から就職する放射線技師に長く働いてもらいたいと、魅力ある職場づくりにも力を入れています。さらに、技術がどんどん進化する時代。複雑化する業務を誰が担当しても同じクオリティーで治療できるよう技師間で切磋琢磨するとともに、学会参加や論文を発信するなど、最新技術を追求しながら最先端にチャレンジすることを大切にしています。

副診療放射線技師長 甲谷理温

山大病院で働く思い

県内最大規模の病院として最新機器の導入が進む山大病院では、当院でしか受けられない治療もあるなど、多くの患者さまに最先端の医療を提供することができています。放射線技師としても最新機器を扱える魅力、最新技術を医療に活かし、患者さまにフィードバックできるやりがいを感じています。また、大学病院の使命である研究においては、放射線技術にAIを活用する研究を進めている最中。今後AI技術が医療に貢献できる可能性は大きく、精度を担保しながら臨床レベルで活用できるよう研究を重ねています。日々勉強を重ね、最新技術を習得しながら地域医療をリードしたいと考えています。

副診療放射線技師長 甲谷理温

変わる山大病院について

常に新しい技術を導入する山大病院では、再整備事業で環境面の整備も進んでいます。新しく清潔な空間で患者さまに治療を受けていただく環境を整えるなど、再整備事業に私たち自身も大きな期待を寄せています。放射線治療棟でも強度変調放射線治療に関する最新設備の導入に合わせ、室内の改修工事を行ないました。今よりスムーズな治療や動線を実現し、治療件数を増やすことで、患者さまの待ち時間を減らしたいと取り組んでいます。今後も最新技術を積極導入し、患者さまの期待に応えられるよう努めてまいります。

副診療放射線技師長 甲谷理温
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