山口大学医学部附属病院|再開発整備事業

副病院長・看護部長 原田 美佐

副病院長・看護部長

原田 美佐

DATA

山口大学医学部附属病院
山口県宇部市南小串1丁目1−1
http://www.hosp.yamaguchi-u.ac.jp/

仕事で大切にすること

私たち看護部では、『あたたかい看護の探求と実践』を理念に、看護職員や看護補助者をはじめ、スタッフ全員が力を合わせながら日々の業務に取り組んでいます。
“あたたかい看護”とは、“優しい”というニュアンスだけでなく、“根拠に基づいた安全な看護であること”の意味も含まれています。その上で、決められたことを行なうだけではなく、どうすればもっと良くなるだろうと一人ひとりが考えながら探求し続けるとともに、自己研鑽を重ねることでより良い看護を提供したいと思っています。さらに言えば、ただ考え、理解するだけでなく、『実践』することが何よりも大切だと捉えています。

副病院長・看護部長 原田 美佐

山大病院で働く思い

私たち看護師は、患者さんやご家族の方、一緒に働く仲間、さまざまな形で支援いただく業者の方など、実に多くの人と接しながら日々を過ごしています。その中で、やはり大切にしたいのは、患者さんやご家族を第一に考えることですね。そのためにも常日頃から主語を「患者さん」に置き換えることを実践しています。
また、病院という施設の中では、人生に1度か2度しかない意思決定を迫られる瞬間に立ち会う場合も少なくありません。人生の岐路に立つ患者さんに寄り添い、共に悩み、泣いたり、笑ったりできるのも看護師のやりがいです。少しの時間でも目の前の患者さんに100%の関心を寄せて向き合うことで、患者さんと信頼関係を築きたいと考えています。

副病院長・看護部長 原田 美佐

変わる山大病院について

再開発整備事業の目的の一つには、患者さんの療養環境をより良い環境に整えたいという思いがあります。
短期間でも生活の場になる病棟を少しでも日常に近い快適な空間にできたらと思いますね。また、感染防止対策を強化する他、さまざまな環境が整うのは、働く私たちにとっても嬉しいことです。外来では、患者さんやご家族の方が密にならないよう安全で安心な受診環境を整えるため、ハード面の整備を含めて、さまざまな工夫が必要となるでしょう。今後も職員同士で創意工夫を凝らし、努力を重ねたいと考えています。

副病院長・看護部長 原田 美佐
ページの
先頭へ