再開発整備事業ブログ

2017年5月11日

タワークレーンの仕組み

お待たせいたしました。以前「大型タワークレーン登場」にて紹介しましたとおり、建設中に建物が高くなっていくのに先立ってタワークレーンも高くなっていく必要がある訳ですが、今回は

『ところでタワークレーンは、一体どうやって高い場所でさらに上に伸びて行くことが出来るの??』

という疑問に答えてまいります!

※なお、文章だけではなかなか難しいため、運搬機械の総合メーカーであるIHI運搬機械株式会社さんから提供いただいた画像と動画を使ってご説明します。(当院の工事現場で働いているタワークレーンも同社の製品です。)

では、すこしマニアックにタワークレーンの各部位の名称から見ていきましょう。

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引用元:IHI運搬機械株式会社

・・・なかなか聞きなれない名称ばかりですね・・・(-_-;)

さて、本題の “ タワークレーンが上昇する方法 ” には、①フロアクライミング方式 と ②マストクライミング方式 の2種類があります。

①フロアクライミング方式…建物の建築階が上に進むごとに、クレーンを支える台座ごと建物をよじ登る方式

図1

引用元:IHI運搬機械株式会社

こちらは、『建設している建物に乗っかって“しゃくとり虫”のようによじ登っていく』といった感じです。

②マストクライミング方式…マスト(支柱)を自ら上部に継ぎ足し、その伸びた部分を本体(クレーン部分)が登っていく方式

68097b0549198a8d9b2ef8c35f607dca_s 引用元:写真AC

上図の左側、白いマスト(支柱)が長~く伸びていますね。こちらは、①のフロアクライミング方式と違って一番下の台座は動かさずに『自分で背骨を継ぎ足して身長を伸ばす』といった感じです。

では、ここで問題です。当院に設置されている下図のクレーンはどちらの方式でしょうか?

03

正解は・・・②のマストクライミング方式です!!タワークレーンの立っている位置が建物の内側なので、①のフロアクライミング方式…と勘違いしてしまいました(^^ゞ

『マストが建物の中を貫通したまま工事が進むので、各階の床は穴だらけになってしまうのでは?』と疑問に思いましたが、14階建ての建物に対して床に穴が開くのは2~7階のみで、タワークレーンの解体撤去後に急いで床を塞ぐ後工事で対応するとのことでした。

今後はそんなタワークレーンのオペレーターさん(操縦者)のお仕事紹介も予定しています。お楽しみに!

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